当社が今事業の柱として育てていこうと考えているのが「環境・リサイクル分野」です。建設会社として「土木」「建築」そして専門工事「さく井、ボーリング、推進」を事業の大きな柱としてきました。
今後もそれは基本であり、わが社の中心事業ですが、それに「環境・リサイクル」という考えを加え、建設事業(土木、建築)においても、環境に配慮した事業や工法の採用を進め、新しい事業展開を行っていきます。
糸魚川リサイクルセンター
現場で発生したコンクリート廃材から再生砕石を製造する当社リサイクル事業の基幹となるセンターです。私たちは循環型社会の形成に積極的に取り組み、建設現場から発生する資源を再生させ、建設材料として供給しています。
再生砕石プラント
平成31年3月に完成し、コンクリート塊を受入れ、破砕し再生砕石の製造(産業廃棄物処理施設)、販売を行っています。
◆処理能力:800t/日(がれき類)8時間稼動 ◆生産品目:再生路盤材(0~40mm)
≪プラントの特徴≫
・環境への配慮 ・低騒音、低振動、邸粉塵の2軸ロールクラッシャーを採用
・オール電化で排出ガスゼロ(Co2排出量の削減)
・室内施設(騒音の低減、粉塵の低減)
・粉塵飛散抑制
≪製品品質の向上≫
・理想的な3段階破砕で、安定した破砕粒度を実現するインパクトクラッシャーを二次破砕機として採用
・2台の磁選機で鉄くずを撤去
・吸引ゴミ選別ユニットの設置により、手選別で採取できないゴミを最終仕上げとして吸選機に吸引させて自動的に排出し、品質の高い製品を生産
移動リサイクルプラント
糸魚川リサイクルセンターでの再生事業だけでなく、自社保有の移動式リサイクル機械を現場に持ち込んで行なう工事現場内でのリサイクルにも力を入れています。
建設現場で発生したコンクリート塊や不良土・低品質土を現場外へ運び出すことなく、現場内で使用できる再生砕石や改良土に加工します。これにより運搬費や材料費の削減になるばかりか、ダンプトラックの運搬が減り、現場周辺地域の交通量の抑制及び排出ガス抑制となり環境面での負荷の低減を図る事ができます。
移動式クラッシャー(移動式中間処理施設)
必要なときに現場にクラッシャを設置しミニプラントとしてコンクリート塊の破砕、再生砕石の製造を行います。現場に合わせて移動、運搬費のかからない低コストな再生工法です(中間処理施設の許可有)。
自走式土質改良機 ESR工法
工事現場に自走式土質改良機を設置して固化材を添加し、低品質の土を目的に合わせて改良します。プラント方式のため固化材を機械内混合することで、周辺環境に影響を与えることなく均一で高品質な土質改良が行なえます。
移動式クラッシャー+自走式土質改良機
GRソイメント工法
現地で発生した岩塊・礫をクラッシャーで粒度調整し、液体添加装置と自走式土質改良機によりソイルセメントを製造する工法で、均一混合と工期短縮が出来ます。
分別
トロンメルによる分別
専用アタッチメントを利用し土砂中の異物の除去や粒度の調整を行います。
笠原建設メガソーラー
平成26年12月発電開始
設置場所
糸魚川市大野 敷地面積 14,000㎡
主要設備
ソーラーフロンティア社製165Wモジュール6,040枚
ティーマイク社製500KWパワーコンディショナー2台
最大出力
1メガワット
年間発電量
1,090,000KWh(一般家庭約300軒分)
特徴
開口構造式を試行(実用新案申請中)